事業概要
精密機械加工部品を主力製品とし、組立ASSY品にも力を注いでいます。
組立ASSY品は、精密機械加工部品だけでなく、
精密製缶部品及び板金、ベアリング、ギア等を購入し、ユニット組立もします。
また、黒染、メッキ、タフトライド、侵炭焼入、高周波焼入等二次処理にも対応。
24時間無人加工機等の最新鋭の設備やTPS(トヨタ生産方式)による「自働化」、
「ジャストインタイム」の考えを取り入れ、生産性の向上を図っています。
信頼性と精度が求められる製品加工に強み
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紙幣印刷機用部品
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航空機向けの
工作機械用部品
モノづくりへのこだわり
IoTと最新設備の導入で品質を追及
私たちは横型、縦型のマシニングセンターを中心に、NC旋盤や複合旋盤、平面研磨だけでなく、
最新鋭の5軸加工機を保有しております。お客さまのニーズをカタチにできる充実の設備があります。
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たとえばこの同時5軸制御縦型マシニングセンターは、19のオートチェンジパレットを備え、260本のツール換装できる最新鋭機。お客さまの求める品質で、納期やコストのニーズにお応えしています。
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全設備の稼働状況を監視し、稼働実績を管理するシステムを導入。より精密な生産計画の策定、非効率要素に対する対策などの効率化の一方、作業者が主導的に生産計画に関わることで、製造に対する責任と意識を高めています。
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マシニングセンターが設備の大半を占める当社において、CAD /CAMの導入による業務効率化の恩恵は非常に大きなものです。迅速かつ正確にNCデータをマシニングセンターに流し込み、時間短縮とミスの発生低減を実現しています。
信頼に足る企業を目指したTPS活動
TPS(ティーピーエス)とは、トヨタ生産方式Toyota Production Systemのこと。
お客さまに満足していただける製品の製造のためには、工程で品質を作りこむことが重要と認識しています。
品質が上がることにより、同時に生産性も改善、お客さまに還元できる在庫0を目指します。
そのためにTPS活動の2本柱があります。
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ジャストインタイム
ジャストインタイムとは、私たちにとっても在庫と原価の低減が目標です。ものと情報の流れ図などで工程を可視化し、生産性を改善することで、お客さまへと還元したいと考えています。
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自働化
QAマトリクスをはじめとした対策で、不良品の発生、流出を劇的に低減しました。不良や異常が発生したら速やかに停止できる仕組みをしっかりと構築し、お客さまに安心を提供します。
私たちはTPS活動の一環として、2007年2月より専門の講師を招き、新しいものづくり革新を行っております。その結果、品質向上はもちろんのこと、生産性改善、在庫削減と工場内を一新する展開を社員一丸となって推進しております。
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講師を招いて常に改善
私たちは、2007年より専門の講師を招いて、TPS活動に積極的に取り組んでおり、現在も1カ月に3、4回講師による指導を仰いで常に改善・向上を図っています。
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現場の意識向上へ
現場の意識をいかに向上させるかも重要な課題。グループ別の5S実施計画表なども常に工場内に掲示され、実施状況が共有されます。
積極的な無人化で生産の効率化を
多品種少量というお客さまのニーズに積極的にお応えしながら、同時に生産性をアップし、
納期などのご希望もかなえていくために、私たちは積極的に製造の無人化に取り組んできました。
72パレットを備えた横軸マシニングセンターや大型の製品に対応した設備、
最新の5軸マシニングセンターなど、幅広いご要望にお応えしています。
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多品種少量生産としては貴重なAPC
□550のパレットを72枚擁するオートパレットチェンジャーを
2台の横軸MCで活用する設備。 -
24時間稼働する設備
現在では、24時間の稼働が可能となり、日中に段取りを済ませたマシンが、深夜も粛々とワークを行っています。
得意材質
私たちは、特に下記の材質の加工に強みをもっています。
- SS,S45C,S50C,SCM等鋼材
- FC,FCD等鋳物材
- 鍛造品・鋳鋼品
- アルミ材(A5052等)